
「ストリートファイター6」などの格闘ゲームに熱中すればするほど、「ここぞという時にコマンド入力が暴発する…」という壁にぶつかりませんか?
もしあなたが純正コントローラーでの操作に限界を感じているなら、今回レビューする『HORI ファイティングコマンダー OCTA』が、その悩みを解決する"特効薬"になるかもしれません。
この記事の要約
✅待望のワイヤレス化と驚異の軽さ: 2.4GHzの低遅延ワイヤレス接続に対応し、ケーブルの煩わしさから解放。バッテリー内蔵ながら約185gと非常に軽量で、長時間のランクマッチでも手首が疲れにくい。
✅自分好みに変えられる「十字キー」: 最大の目玉は、形状の異なる3種類のキートップを換装できる機能。斜め入力のしやすさや親指のフィット感を、自分のプレイスタイルに合わせて物理的に調整可能。
✅精度を極める「8角ガイド」スティック: アナログスティックの周囲に8角ガイドを採用。格闘ゲーム特有の「真横」や「斜め」の入力ミスを構造的に防ぎ、昇龍拳などのコマンド精度が飛躍的に向上。
✅戦術が広がる「背面ボタン」の追加: 前面の6ボタンに加え、新たに2つの背面ボタンを搭載。専用アプリで自由にボタン配置を変更でき、同時押しや咄嗟のインパクト、パリィなどの操作をより直感的に。
天面6ボタンの配置と、八角ガイドを搭載したアナログスティックは、まさに「アケコンの操作感」と「パッドの手軽さ」のいいとこ取り。実際に使い込んでみると、入力精度の劇的な向上はもちろん、カチカチッとしたクリック感が気持ちいい素晴らしいコントローラーでした。

この記事では、ゲーム好きの私が実際にOCTAを使って感じたリアルな使用感や、設定ツールの使い勝手、そして気になるデメリットまで包み隠さず解説します。
前作のファイティングコマンダーOCTAと比較も交えてOCTAProをレビューしたいと思いますのでじっくり見ていってください!
目次
旧OCTAとOCTA Proの比較表
| スペック比較表 | ファイティングコマンダー OCTA Pro | ファイティングコマンダー OCTA |
|---|---|---|
| 価格 | ¥14,980 | ¥6,980 |
| 対応機種 | PS5、PS4(有線モードのみ) PC(Windows10/11) | PS5、PS4 PC(Windows10/11) |
| 天面ボタン | 6つ | 6つ |
| 背面ボタン | 2つ | ❌ |
| スライドスティック | ✅ | ❌ |
| 有線/無線 | 〇 連続使用時間約10時間 充電時間約3時間 通信距離約10m | 有線のみ |
| ボタンマッピング | ✅ | ✅ |
| 十字キーカスタム | 3パターン交換可能 | ❌ |
| 左スティックガイド | 8角 | 8角 |
| SONYライセンス(PS5対応) | ✅ | ✅ |
| 重さ(ケーブル除く) | 約183g | 約168g |
| アダブティブトリガー | ❌ | ❌ |
| 振動機能 | ❌ | ❌ |
| モーションセンサー機能 | ❌ | ❌ |
| ショップ | Amazonで見る | Amazonで見る |

OCTAの時もコスパの良さに驚きましたが、OCTA Proも他社のプロコンと比べてかなりお手頃価格です。格ゲー用プロコンでコスパの良さなら間違いなくOCTA Proが頭一つ抜けていますね。
開封
早速開封していきます。3万以上するプロコンと比べると箱や梱包は価格それなりという感じ。欲を言えば専用の収納ケースが欲しかったですが、価格を考えるとしょうがないと思えます。

同梱物:ファイティングコマンダーOCTA Pro本体、CtoC USBケーブル、カスタム十字キー、2.4Ghz無線レシーバー、取り扱い説明書






外観・ファーストインプレッション


本体の質感は「サラサラ」の心地いい質感で、グリップ部分は「ザラザラ」していて滑りにくく設計されています。持った瞬間「軽い」と感じました。実際に計ってみても約183gと長時間のプレイも快適に遊べそうです。
全体的に安っぽくなくて特にショルダーボタンは金属感がある塗装でカッコいい見た目です!

良かった点
グリップが効いてて、かなり持ちやすい設計になりました。重さも183gとプレイステーション公式のプロコン「デュアルセンスエッジ」よりおよそ140g軽く、長時間のプレイも疲労感はなく快適に遊べそうです。
十字キー・スティック


良かった点
3パターンの十字キーが用意されているので使いやすいい型を選べる。
8角ガイドでスティックの誤入力が少なくなる。
十字キーは3パターン用意されていて自分に合った十字キーの型が選べます。スティックは8角ガイドになっていて正確な入力がしやすく設計されています。
気になった点
十字キーの反応が悪い。グッと押し込むように押さないと反応してくれません。頻繁にダッシュが出来ない事があり、ハズレ個体を引いたのかと思っていましたが、方向キーについてHORI公式からXでポストされていました。※アップデートにて修正済み
アップデートで改善されそうなので安心しましたが、今のままでは十字キーを使ってプレイされる方は使い物にならないので改善されるまで待った方がいいかもです。
HORI公式Xのポスト→https://twitter.com/HORI__OFFICIAL/status/1905778584410783777?t=LyAn8i2WGrPPJZliDqMfmg&s=06
3/30日アップデートにて修正済み:PCアプリのアップデートにて十字キーの感度が直りました。古いバージョンのアプリをアンインストールした後、新たなアプリのインストール、アップデート完了すれば十字キーの感度が直ります。



アップデートで完全に治りました!本当に治ったか気になっている方は以下のアップデート後に十字キーを押してみた動画を確認してみて下さい。
天面ボタン

天面ボタンはメカニカルボタンで「カチッカチッ」と心地いい押し感になっていて▢✕など同時押しもかなり押しやすいと感じました。
隣接するスライドスティックでスト6のワールドツアーも快適に楽しめるようになっています。
OCTAでは楽しめなかったワールドツアーモードでも快適に遊べます!
ショルダーボタン

ショルダーボタンは「ポクポク」感のタクトボタンになっています。OCTAと比べてると個人的に押しやすい印象でした。よく見てみるとL1が幅広になっていたり、型も押しやすく再設計されています。

背面ボタン

良かった点
背面ボタンの位置が押しやすい位置にある。背面にボタンをマッピングすれば親指の負担を減らせる。
背面ボタンも「ポクポク」感のタクトボタンになっています。背面ボタンを使いこなせるようになると1つの指に負担が集中しなくていいのでかなり快適性が上がります。ボタンの位置は問題なく押しやすい位置になっていましたが、押してみると気になる点がありました。
気になった点
新品のせいなのか、背面ボタンがかなり硬く押しにくい印象でした。こちらはある程度使い続けて再検証する事にします。
追記:購入からある程度使い続けた結論は、「OCTA Proの背面ボタンは押しにくい」でした。結局現在は使っていません。理由はボタンの硬さと微妙に位置が合わない事です。個人差もあるかと思いますが、背面ボタンだけで言ったらデュアルセンスエッジの方が押しやすいと感じました。
アプリでカスタマイズ





専用のPCアプリからスティックの感度やボタンマッピングなどカスタマイズが可能です。
気になった点
ボタンマッピングすると同じボタンを重複して登録できない仕様になっています。この使用はスト6の大会公式ルールにのっとる意味ではちゃんとしているんですが、大会など無縁の方にはあまり良い仕様ではありません。
追記:2025年4月11日アップデートにて修正:現在は同じボタンが重複できるように修正されています。

修正内容:アップデート内容
1:アサイン(ボタン割り当て)機能について、同一の機能を複数のボタンに割当可能となりました。
HORI公式より
2:左アナログスティックの押し込み時の機能について、「HORI Device Manager Vol.2」を使用せずに設定可能となりました。設定方法は以下の通りです。
①ファンクションボタンを3秒間長押ししてください。
②左アナログスティックを押し込んでください。
③クリエイトボタンを3秒間長押ししてください。
④ファンクションLEDが点灯状態になりましたら設定完了です。
ケーブルロック機構

ケーブルロック機構があれば試合中に誤って操作不能になる心配がなくなります。付属のケーブル専用の設計ですが、勝ちへの本気度が見える設計です
ボタン誤爆防止

コントローラーの下部にキーロック機能が搭載されています。左にスライドで「ロック解除」真ん中「PSボタン・タッチパッド無効」右「PSボタン・タッチパッド・オプションボタン・クリエイトボタン無効」になっています。間違ってボタンを押して操作が出来なくなる心配がなくなります。
無線接続



付属の2.4Ghz無線レシーバーをデバイスに接続し、コントローラーの背面スライドボタンにて無線に設定します。無線接続時のの最大動作時間は約10時間、充電時間は約3時間となっています。
発売から2週間ほど使ってみた使用感:特に遅延を感じずに遊べます。今まで無線でプレイしていて接続が切れたこともありませんので今でも無線で遊んでいます。
連続使用時間も10時間と長いので充電切れの心配もありません!
旧OCTAと徹底比較してみた
| スペック比較表 | ファイティングコマンダー OCTA Pro | ファイティングコマンダー OCTA |
|---|---|---|
| 価格 | ¥14,980 | ¥6,980 |
| 対応機種 | PS5、PS4(有線モードのみ) PC(Windows10/11) | PS5、PS4 PC(Windows10/11) |
| 天面ボタン | 6つ | 6つ |
| 背面ボタン | 2つ | ❌ |
| スライドスティック | ✅ | ❌ |
| 有線/無線 | 〇 連続使用時間約10時間 充電時間約3時間 通信距離約10m | 有線のみ |
| ボタンマッピング | ✅ | ✅ |
| 十字キーカスタム | 3パターン交換可能 | ❌ |
| 左スティックガイド | 8角ガイド | 8角ガイド |
| SONYライセンス(PS5対応) | ✅ | ✅ |
| 重さ(ケーブル除く) | 約183g | 約168g |
| アダブティブトリガー | ❌ | ❌ |
| 振動機能 | ❌ | ❌ |
| モーションセンサー機能 | ❌ | ❌ |
| ショップ | Amazonで見る | Amazonで見る |

正面から見た比較はOCTAProの方が若干縦に長く、ぱっと見は大きく見えますが手に持った印象は手が小さい人も持ちやすい形状になっています。


背面ボタンが必須!という方はOCTAProをおすすめしますが、正直背面ボタンは押しにくい印象でしたので慣れが必要かもしれません。ショルダーは圧倒的にOCTAProが押しやすく改良されています。
左OCTAPro 右OCTA


サイズ感、重量はOCTA Proが一回り大きい作りになっています。個人的にはOCTA Proのサイズ感が丁度よく、かなり持ちやすいコントローラーでした。スライドスティックがあるOCTA Proならスト6のワールドツアーも楽しめます。
スティック、十字キーの操作感、ボタンの押し心地はほぼ同じです。旧OCTAユーザーはPro版に違和感なく移行できそうです。
背面ボタンやスライドスティック、無線接続機能を使わないという方は前作のOCTAが断然コスパが良いのでおすすめです。
▶スト6マスターを目指すなら「HORIファイティングコマンダーOCTA!」
OCTA Proと同じ天面6ボタンのプロコン「Victrix Pro BFG」

格ゲー用コントローラーで最も有名なのが「Victrix Pro BFG」です。OCTA Proと同じ天面6ボタンモジュールがついて、背面4ボタンの超優秀なプロコンですので、もう少し予算がある方はこちらもチェックしてみて下さい。
▶Victrix Pro BFGレビュー記事
▶スト6おすすめパッド3選!コントローラーオタクの失敗しない選び方
良かった点・気になった点
ということで一気にまとめてみました。
良かった点まとめ
- 自分のあったパターンの十字キーから3パターン選べる
- 誤入力が防げる8角ガイド付きスティック
- 他プロコンと比較して買いやすい価格設定
気になった点まとめ
- 格ゲー専用コントローラーで汎用性が低い
- 背面ボタンが硬め(追記:個人的に背面ボタンの位置も押しにくいと感じました)
十字キーの反応が悪い※アップデートで改善予定あり3月30日アップデートにて修正済みボタンマッピングが重複しない4月11日アップデートにて修正済み
発売したばかりで改善点もありますが、XのポストをみてもHORIの誠実な対応が見られますし(さすが日本企業)、アップデートで改善されていくと思いますので安心できそうです。 ※アップデートにて修正済み。
以下ファイティングコマンダーOCTAProのアップデート情報
ファームウェアアップデートのお知らせ 2025年3月30日
方向キーの入力感度を調整いたしました。ファームウェアアップデートのお知らせ 2025年4月11日
1:アサイン(ボタン割り当て)機能について、同一の機能を複数のボタンに割当可能となりました。
2:左アナログスティックの押し込み時の機能について、「HORI Device Manager Vol.2」を使用せずに設定可能となりました。ファームウェアアップデートのお知らせ 2025年12月16日
HORI公式HPより
1:スティックの入力感度調節機能を追加いたしました。
2:十字キーの入力感度を256段階で調節する機能を追加いたしました。
まとめ・感想
HORI ファイティングコマンダー OCTA Proは旧OCTAの完全上位版として操作感も向上し、手頃に購入できる格ゲー用プロコンといった感想で、格ゲー初心者の方に「初めての多機能プロコン」としてもおすすめです。
HITONORIの評価
操作精度:★★★★★
機能・背面ボタン:★★☆☆☆
持ちやすさ:★★★☆☆
バッテリー:★★★★☆
コスパ:★★★★★
総合評価:3.8
スティックの操作感は◎八角ガイドも入力精度向上をサポートしています。十字キーの反応も良く、自分に合った十字キーをいれかえできるのも◎ただしXbox配置で慣れている各ゲーマーはPS配置で慣れが必要です。個人的にスティックの接地面がもう気持ち大きくても良かったかなと感じました。※追記:2026年12月16日アップデートでスティックの感度調整、十字キーの詳細な感度調整が可能になりましたので操作精度を★5にさせていただきました。
背面ボタンは正直押しにくい。せっかくの背面ボタン搭載なので押しやすさは気にして欲しかったです。
旧OCTAと比べてサイズ感は大きくなっています。手が小さい方、旧OCTAになれていた方は「持ちにくい」というほどではありませんが少し違和感があるかもしれません。
バッテリーは連続使用時間10時間とワイヤレスでも十分遊べる範囲です。2.4Ghz無線レシーバーでのワイヤレス接続なので遅延はほとんどありません。HITONORIは実際にスト6で遊んでいて全く遅延を感じませんでした。
PS5で使えるプロコンで1万円台で購入できるのはめちゃくちゃ嬉しいポイントです。格ゲー専用にはなりますがかなりコスパの良いコントローラーです。
