プレステ5でストリートファイター6を20年ぶりに始め現在ダイヤ★1の筆者ですが、当初スト6をデュアルセンス(プレイステーション5既存コントローラー)で遊んでいて、気になっていたのがコントローラー自体の「操作がしにくい」という事です。
具体的にはまず十字キーが硬くてとっさにガードできない。スティックで操作しようと試してみたんですが、正確な操作が難しすぎる。右側のスティックがボタンを押すときに邪魔になる。などなど
という事でPS5に使えるHORIの格ゲー用のコントローラーを購入してみました。
コントローラーの天面に6ボタン設置されているファイティングコマンダーOCTA(オクタ)
こちらを実際にスト6で試してみましたので興味のある方は参考にしてみてください。
結論から伝えるとデュアルセンスより軽くて操作しやすく、満足できるコントローラーでした。ただし気になった点もいくつかありましたので良かった点と気になった点も一緒にお伝えしていきます。
ファイティングコマンダーの特徴
特徴
- 入力感度の調整が可能な方向パッド
- 8角ガイド搭載
- マイクロスイッチの天面6ボタン設置
- アプリでカスタマイズ可能
ファーストインプレッションは「軽くて持ちやすい」でした。天面6ボタンを押してみると「カチッカチッ」と感触の良いマイクロスイッチが使われていて個人的に好印象でした。スティックは8角ガイドが搭載されていて正確な入力を補助してくれますが、スティックの接地面が小さいのでもう少し大きいと良かったと感じました。
背面にはPS5、PS4、PCの切り替えスイッチと誤操作防止の切り替えスイッチが搭載されています。背面ボタンは搭載されていません。
PS5での使い方
PS5への接続方法は簡単で、PS5本体のUSB差込口にコントローラーのUSBケーブルを差込み、PSボタンを押し、コントローラーの切り替えをするだけです。
デュアルセンスと比較
ファイティングコマンダーOCTAとPS5純正コントローラーのデュアルセンスではどう違いがあるのか比較してみます。
コントローラーを握った感じはそれほど違和感を感じませんでした。正面からの見た目はそんなに形に違いはありませんが、横から見ると形状が少し違います。個人的にはファイティングコマンダーの方が握りこんだ感触はしっくりきました。
振動モーターが搭載されているデュアルセンスは重さ約280gですがファイティングコマンダーは振動モーターが搭載されていないので約170gでした。(ケーブル込みで約250g)
パッケージには質量250gと記載されていますが本機は有線コントローラーの為、3mのケーブル込みの重さが記載されています。実際に持ってみるとデュアルセンスより軽くて楽にゲームを遊ぶことが出来ます。
ボタンの押した感触は「カチカチ」とマウスクリックのような押しやすさです。押しやすいと感じたのがマイクロスイッチ搭載の他にボタンが大きく設計されているという理由でした。更にボタンの接地面がデュアルセンスは丸みがある凸型に対してファイティングコマンダーは少し凹型を採用していました。ボタンの押しやすさは断然ファイティングコマンダーが押しやすいです。
デュアルセンスの十字キーが硬くて操作しずらく困っていましたがファイティングコマンダーの十字キーは操作がしやすく設計されています。特に斜めの入力が断然しやすくなりました。
スティックは8角ガイドで正確な操作を補助するのは良かったのですが、スティックの大きさがデュアルセンスに比べて小さく、感触は堅めのプラスチックでサラサラとまではいきませんがもう少しグリップ感が欲しかったのと、接地面が少し大きくても良かったと感じました。
L1、R1のボタンは接地面が広く押しやすい設計になっています。デュアルセンスは奥がトリガーになっているのに対してファイティングコマンダーは4つともボタンになっています。
PCアプリでカスタマイズ
HORI公式HPからアプリをダウンロードしてコントローラーのボタンマッピングや方向パッドの入力域などを自分に合った設定にカスタマイズ可能です。
細かなカスタマイズが可能で、特に個人の癖が出やすい方向キーの操作ですが、入力域をカスタマイズできて誤入力が減らせるのは嬉しいポイントです。
良かった点
良かった点
- 6ボタンが格ゲーに最適の配置。
- 大きくてマイクロスイッチ採用のボタンが押しやすい。
- 軽くて長時間遊んでも疲れない。
- 十字キーとスティックが扱いやすい。
- アプリでカスタイズできる。
個人的に一番良かった点が6ボタン配置と形状、マイクロスイッチの採用でした。ボタンが押しやすければとっさの反撃の正確性など、勝敗に直結しますので重要度が高い点です。次に軽い事で長時間遊んでいても疲れにくい点です。そして十字キーとスティックの扱いやすさです。十字キーは圧倒的にファイティングコマンダーの勝利でした。スティックはグリップ感と大きさが気になりましたが8角ガイドはめちゃくちゃ操作しやすかったです。
気になった点
気になった点
- 有線接続しかない。
- 背面ボタンがない。
- 左スティックの接地面が小さい。
ファイティングコマンダーは有線接続専用です。デュアルセンスのように無線で使うことができませんので線が煩わしく感じるときがあるかもしれません。プロコンのように背面ボタンがないので同時にできる動作の数はデュアルセンスと変わりません。最後にスティックの接地面の小ささとグリップ感が気になりました。もし操作に影響が出るようなら装着できるフリークがないか調べてみようと思っています。
PS5で使えるアケコン
RazerからPS5でも使えるレバーレスコントローラーRazer Kitsuneが発売されました。パッドよりアケコンに興味のある方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。↓
2024年1月にHORIからお家で気軽にアケコンを楽しめるファイティングスティックスティックminiが発売されました。レバータイプのアケコンを試してみたいという方は価格が安価で場所を取らないコンパクトサイズなのでこちらもチェックしてみてください。↓
まとめ
ファイティングコマンダーを使うことでデュアルセンスで遊んでいた時のストレスが、かなり解消されました。特に6ボタンが優秀で押しやすい大きさと形状、マイクロスイッチの採用はかなり高評価です。無線で使えなかったり、背面ボタンがないのが少し気になりますが、デュアルセンスと比べると格ゲー用のコントローラーとしてめちゃくちゃオススメです。