
こんにちは、HITONORIです。
毎日PCに向かって作業をしていると、イヤホンの「蒸れ」や「圧迫感」に悩まされることはありませんか?
特にWeb会議が続くと、耳が痛くなって集中力が途切れがちですよね。
今回は、そんな悩みを解決してくれるAnkerの最新作、「Soundcore AeroClip」をレビューします。
結論から言うと、これは「着けていることを忘れるレベル」の快適さでした。
今回は、大人気モデル「AeroFit」との違いも含めて、徹底的に解説していきます。
目次
Soundcore AeroClipの特徴と外観





まずは、開封して外観をチェックしていきましょう。
パッケージはAnkerらしいシンプルで清潔感のあるデザイン。「AeroClip」という名前の通り、耳を挟む「イヤーカフ型」のデザインが最大の特徴です。
同梱物は以下の通りです。

- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB-C & USB-A ケーブル
- 交換用イヤーウィング(サイズ違い)
- クイックスタートガイド
ケースは非常にコンパクトで、マットな質感が指紋を目立ちにくくしています。ポケットに入れても邪魔にならないサイズ感が嬉しいですね。
Anker Soundcore AeroClipの使い方

ペアリング方法
・接続デバイスのBluetoothをオンに設定して、イヤホンをケースに入れたまま蓋を開けペアリングモードにする。デバイスの設定画面で「Anker Soundcore AeroClip」を選択し接続。
マルチポイント接続
・1台目を接続した後、イヤホンをケースに入れたまま蓋を開け2台目のデバイスのBluetoothをオンにしてイヤホンケースの背面にあるボタンを3秒長押しで2台目の設定画面で「Anker Soundcore AeroClip」を選択し接続。
操作方法
イヤホンのブリッジ部分をタッチで操作できます。
音楽鑑賞時
・2回タップ:再生/一時停止
・3回タップ:次へ
着信時
・着信時に応答/通話を終了:2回タップ
・着信の拒否:3回タップ
実際に使って感じた3つのメリット

ここからは、実際に私が使ってみて感じたリアルな感想をお伝えします。
1. 付け心地は「空気」のよう(評価:◎)

今回、最も感動したのがこの「装着感」です。
従来の耳に入れるカナル型はもちろん、耳に掛けるフック型とも違う、新感覚の付け心地。耳の軟骨部分にクリップのように挟むのですが、圧迫感はほとんどありません。
特筆すべきは、「メガネやマスクとの相性が抜群」だということ。
耳の上にフックがかからないため、メガネのツルと干渉しないんです。これは普段メガネをかけて仕事をしている私にとって、革命的な快適さでした。長時間つけていても耳が痛くならず、まさに「空気」のような軽やかさです。
2. 「ながら聴き」に最適なバランスの良いサウンド(評価:〇)
オープンイヤー型(耳をふさがないタイプ)なので、正直なところ重低音の迫力はカナル型には劣ります。
しかし、中高音域は非常にクリアで、ボーカルの声やYouTubeの音声などはハッキリと聞き取れます。
周囲の音が聞こえる状態で音楽を楽しめるので、オフィスで声をかけられてもすぐに反応できますし、家事をしながらの「ながら聴き」には最高のパートナーになります。
BGM感覚で音楽を流しっぱなしにするスタイルには、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
3. テレワークも安心のマイク品質(評価:〇)
個人的には一番気になっていたマイク音質ですが、Web会議で実際に使ってみましたが、通話品質も問題ありませんでした。
Anker独自のノイズリダクション技術のおかげか、こちらの声は相手にクリアに届いており、「声が遠い」と言われることもありませんでした。
カフェなど多少の雑音がある環境でも、自分の声をしっかり拾ってくれるので、ビジネス用途としても十分合格点です。
人気モデル「Anker Soundcore AeroFit」との比較

ここで、多くの人が迷うであろう「AeroFit(フック型)」と今回の「AeroClip(カフ型)」の違いを比較表にまとめました。
| 特徴 | Soundcore AeroClip | Soundcore AeroFit |
| 形状 | 「イヤーカフ型」(挟む) | 「イヤーフック型」(掛ける) |
| 装着感 | 軽快・メガネに干渉しない | 安定感・スポーツ向き |
| 音質 | クリアでBGM向き | 低音もそこそこ出る |
| 見た目 | アクセサリー感覚で目立たない | スポーティな印象 |
| おすすめ | 「デスクワーク・メガネ着用者」 | 「ランニング・運動する人」 |
どちらを選ぶべき?


- AeroClipがおすすめな人:
- メガネをかけている人
- 仕事中ずっと着けていたい人
- 目立たないイヤホンが欲しい人
- AeroFitがおすすめな人:
- ランニングやジムで激しく動く人
- もう少し低音が欲しい人
- 耳の形状的にクリップが合わない人
個人的には、デスクワーク中心の生活なら、今回紹介している「AeroClip」の方が、よりストレスフリーに過ごせると感じました。
▼Anker Soundcore AeroFitrレビュー記事。
まとめ:デスクワーカーの「耳の救世主」
今回はAnkerの「Soundcore AeroClip」をレビューしました。
評価をまとめると以下のようになります。

- 付け心地: 「最高(メガネ派には特に)」
- 音質: 「作業用BGMとして十分」
- マイク: 「Web会議で問題なく使える」
「音質を極める」というよりは、「生活の質(QOL)を上げる」ためのガジェットです。
一日中イヤホンをしていて耳が疲れている方、メガネとイヤホンの干渉にストレスを感じている方は、ぜひ一度この「開放感」を体験してみてください。

