こんにちは!ガジェットレビューブロガーのHITONORIです。
ゲーム好きで、仕事の効率化にもこだわりたい40代の私にとって、ワイヤレスイヤホンの「遅延」は常に悩みの種でした。特にFPSやアクションゲームでは、音の遅れがそのまま勝敗に直結してしまいますよね。
しかし、ついにソニーから、その悩みを解決するゲーミング完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。それが今回ご紹介する「INZONE Buds」(インゾーン・バッズ)です!

【結論】
INZONE Budsは、専用のUSBトランシーバー接続により、ワイヤレスでありながら体感的に遅延ゼロを実現した「ゲーミング完全ワイヤレスイヤホンの決定版」です。
従来のBluetooth接続とは一線を画すその性能は、まさに「音を聞いてから操作する」のではなく「操作と音が完全に一致する」という、ワイヤレスの常識を覆すレベル。
この記事では、ゲーム好きのHITONORI目線で、実際にINZONE Budsを仕事とゲームの両方で徹底的に使い込みました。
- 実際の遅延はどの程度か?
- 長時間プレイを支えるバッテリー性能
- 仕事にも使えるノイズキャンセリング(NC)性能
これらの疑問を、専門用語を避け、分かりやすく解説していきます。
「ワイヤレスで快適にゲームをしたい」「コードレスで仕事に集中したい」と考えているなら、ぜひ最後までお読みください。INZONE Budsがあなたの「勝てる環境」を劇的に変えてくれますよ!
目次
徹底検証!INZONE Budsの「超低遅延」は本当に体感できるのか?


遅延は実質ゼロへ!USBトランシーバー接続の圧倒的安定感
INZONE Budsが一般的なワイヤレスイヤホンと決定的に違う点は、付属のUSBトランシーバー(小さなUSBドングル)を使う接続方法にあります。
これは、通常のBluetooth接続ではなく、ソニー独自の技術を用いてPCやPS5と直接通信する方法です。この専用接続こそが、INZONE Budsを「勝てる」イヤホンにしている最大の秘密です。
従来のワイヤレスとINZONE Budsの違い
| 比較項目 | 一般的なBluetoothイヤホン | INZONE Buds(USBトランシーバー接続) |
| 遅延 | やや遅延あり(動画視聴はOK、音ゲー・FPSは厳しい) | 極小遅延(体感ほぼゼロ) |
| 安定性 | 環境により途切れやすい | 非常に安定 |
| 接続先 | スマホ、PCなど(Bluetooth対応機器) | PC、PS5、スマホ(OTG接続利用時) |
実際にFPSゲームで検証してみましたが、銃声や足音と画面のアクションが完全に一致している感覚でした。
「あれ、今本当にワイヤレスだっけ?」と感じるほどの応答速度で、これはもはや有線接続に近いレベルです。特にわずかな音のズレが命取りになるようなゲームでは、この低遅延性能が勝敗を分けます。
もしあなたが「ワイヤレスイヤホンはゲームじゃ使えない」と諦めていたなら、INZONE Budsはあなたの認識をガラリと変えてくれるはずです。
最新技術「LE Audio」対応でスマホゲーも快適に
INZONE Budsは、次世代のBluetooth規格である「LE Audio(LC3コーデック)」にも対応しています。
これはまだ対応機器が少ない技術ですが、簡単に言えば「低遅延と低消費電力を両立する新しい接続方法」です。
現行の多くのスマホゲームや音楽リスニングでは、まだ標準的なBluetooth接続になりますが、将来的にはこのLE Audio接続により、USBトランシーバーを使わなくても低遅延で高音質なワイヤレス体験が可能になります。
スマホゲームもプレイするHITONORI世代としては、将来の進化を見越した「長く使える技術」が搭載されているのは嬉しいポイントですね。
長時間プレイを支える驚異のバッテリー性能をチェック

「ワイヤレスイヤホンで長時間ゲームをすると、すぐに充電が切れてしまう」という悩みも、INZONE Budsは見事に解決してくれます。
INZONE Budsのバッテリー性能は、ゲーミングイヤホンとしてトップクラスの持続力を誇ります。
USBトランシーバー接続で最大24時間!充電切れの心配はもう不要
INZONE Budsの最も驚異的な点は、イヤホン単体で最大12時間(NCオフ時)の連続再生が可能なことです。
従来のワイヤレスイヤホンが5〜8時間程度が多いことを考えると、この12時間というのは異例の長さです。
さらに、充電ケースを併用すれば、合計で最大24時間の連続使用が可能です。
| 接続方法 | NC OFF時(イヤホン単体) | NC ON時(イヤホン単体) | イヤホン+ケース合計 |
| USBトランシーバー | 最大12時間 | 最大11時間 | 最大24時間 |
| Bluetooth (LE Audio) | 最大24時間 | 最大18時間 | 最大48時間 |
これだけ持てば、休憩なしで長時間ゲームをプレイし続けても、充電切れで集中力が途切れる心配はほぼありません。仕事で長時間オンライン会議が続いても、余裕を持って対応できます。
困った時も安心!クイック充電に対応
もし充電を忘れてしまっても、INZONE Budsはすぐに復帰できます。
たった5分間の充電で、約1時間の連続再生が可能です。ちょっとした休憩時間にケースに入れておくだけで、次のプレイや仕事に備えられるのは、忙しい私たちの強い味方です。
仕事も集中!INZONE Budsのノイズキャンセリング(NC)と音質レビュー
INZONE Budsの真価はゲームだけでなく、仕事や日常生活における集中力を高めるツールとしても発揮されます。これは、ソニーが誇る高いノイズキャンセリング技術が投入されているからです。
集中力UP!業界最高クラスの技術を継承したノイキャン性能
「INZONE Buds」のノイズキャンセリング機能は、ワイヤレスヘッドホンの最高峰であるソニーの「1000Xシリーズ」の技術を継承しています。
簡単に言うと、まるでカフェやオフィスの騒音が「ボリュームゼロ」になったかのような静寂を作り出せます。
特に、仕事中の集中力を乱す「エアコンの動作音」や「キーボードのタイピング音」といった低〜中音域のノイズを非常に効果的に打ち消してくれました。
- ゲーム中: 家族の生活音や外部の騒音をシャットアウトし、ゲーム内のわずかな足音や環境音に集中できます。
- 仕事中: ノイズを消すことで、まるで個室にいるかのように作業に没頭でき、作業効率が格段に向上します。
外音取り込み機能:会話もゲームも両立

高性能なNC機能に加えて、「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」も優秀です。
イヤホンを外さずに、周りの音や人の声を聞き取れるため、たとえばゲーム中に家族に話しかけられた時や、宅配便のチャイムが鳴った時でもすぐに対応できます。
特にINZONE Budsは、外音のレベルを調整できるため、「ゲームの音はクリアに、周囲の音はかすかに」といった絶妙なバランス調整が可能です。
8.4mmドライバーが生み出す、ゲームも音楽も楽しめる立体音響
音の核となるドライバーユニットには、8.4mmのダイナミックドライバーが採用されています。
このドライバーが生み出す音質は、音の遅延が極小であることと相まって、ゲーム内での「音の方向」や「距離感」を非常に正確に把握できます。
これは、FPSゲームなどで敵の位置を特定する上で圧倒的なアドバンテージとなります。
また、音楽リスニングに関しても、ソニーらしいクリアで迫力のあるサウンドが楽しめます。仕事の休憩時間などに、音質を妥協せずに音楽を楽しめるのも、このINZONE Budsの大きな魅力です。
毎日使えるか?装着感と携帯性、その他の便利機能
次に、毎日ガシガシ使えるかという観点から、装着感と携帯性について見ていきましょう。
質量約6.5g!長時間つけても疲れにくい装着感


イヤホン単体の質量は約6.5g。これはワイヤレスイヤホンとして標準的か、やや軽量な部類に入ります。
長時間ゲームや仕事で使うことを想定しているため、耳への負担が少ないデザインが追求されています。付属のイヤーピースも調整しやすい設計になっており、しっかりフィットすることで、NC性能と音質を最大限に引き出すことができます。


IPX4相当の防水性能で急な水濡れも安心
INZONE BudsはIPX4相当の防滴・防水性能を備えています。
IPX4は「あらゆる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がない」レベルです。
- ゲーム中: 熱中して汗をかいても安心。
- 仕事中: カフェなどで飲み物をこぼしてしまっても、故障のリスクを軽減できます。
クイックアテンション機能で急な会話にもすぐ対応
急に話しかけられたり、電車内でアナウンスを聞きたい時などは、イヤホン本体を操作するだけで一時的にNCを解除し、外音を取り込む「クイックアテンション機能」が役立ちます。
この機能を使えば、大事な会話や情報を聞き逃すことがありません。
【要確認】購入前に知っておきたいINZONE Budsのデメリットと注意点
INZONE Budsは非常に優秀なゲーミングイヤホンですが、どんなガジェットにもメリットとデメリットがあります。購入後に後悔しないよう、以下の2点は特に注意が必要です。
1. 「マルチポイント」には非対応(切り替えは可能)
ビジネスシーンでワイヤレスイヤホンを使う人にとって、1台のイヤホンでPCとスマホなどの複数の機器に同時に接続できる「マルチポイント」機能は重要です。
残念ながら、INZONE Budsはこのマルチポイント機能に対応していません。
- PC(USBトランシーバー)で使っている状態で、スマホ(Bluetooth)に切り替える際は、手動で接続を切り替える操作が必要になります。
ただし、頻繁にPCとスマホを切り替えたい場合は少し手間ですが、USBトランシーバー接続の圧倒的な低遅延性能という最大のメリットと引き換えと考えれば、許容できる方も多いでしょう。
2. LE Audio以外の従来のBluetooth接続時の遅延は標準的
INZONE Budsは「LE Audio」に対応していますが、これはまだ最新のスマホやPCの一部にしか搭載されていない技術です。
もしお手持ちの機器がLE Audioに対応していない場合、従来の一般的なBluetooth接続(SBC/AACなど)で接続することになります。この場合、遅延は一般的なワイヤレスイヤホンと同程度となり、音ゲーやシビアなFPSゲームには不向きになります。
INZONE Budsの真価は、やはり付属のUSBトランシーバー接続時に発揮されます。主にPCやPS5で低遅延を求めている方にとっては全く問題ありませんが、スマホゲーマーの方はこの点を把握しておきましょう。

まとめ:INZONE Budsはこんな人におすすめ!
「ソニー INZONE Buds」は、ゲーム好きのソニーが本気で開発した、ワイヤレスの常識を覆す製品でした。
最後に、INZONE Budsがあなたの「勝てる環境」づくりに最適かどうかを判断するために、おすすめな人と、そうでない人をまとめます。
INZONE Budsがおすすめな人
| おすすめな人 | 理由 |
| PCやPS5でシビアなゲームをプレイする方 | USBトランシーバー接続の「超低遅延」が勝敗を分けます。ワイヤレスで有線並みのレスポンスを求めるなら最適解です。 |
| バッテリー持ちを最優先するゲーマー/ビジネスマン | イヤホン単体で最大12時間(NCオフ時)という驚異的な持続力。長時間の使用でも充電切れの心配がほぼありません。 |
| 集中できる環境を求める方 | 業界最高クラスを継承したノイキャン性能で、仕事中の騒音やゲーム中の生活音をシャットアウトできます。 |
INZONE Budsがおすすめではない人
| おすすめではない人 | 理由 |
| 複数の機器を同時に接続したい方 | マルチポイント非対応のため、PCとスマホの切り替えを頻繁に行う方には手間がかかります。 |
| とにかく価格を抑えたい方 | 高性能ゆえに価格は高めです。低遅延を求めず、ただ音楽を聞くだけなら、他の廉価なモデルも選択肢になります。 |
ゲーミングワイヤレスの「決定版」
INZONE Budsは、従来の「ワイヤレスイヤホンはゲームには使えない」という定説を完全に打ち破ってくれました。
超低遅延、長時間バッテリー、そして高性能ノイキャン。
これらはすべて、仕事の効率を上げ、ゲームで勝利を掴むために不可欠な要素です。
ワイヤレスの解放感を犠牲にせず、快適で「勝てる環境」を手に入れたい方は、ぜひこのINZONE Budsを試してみてください。あなたのデスク環境とゲーム体験が劇的に変わることをお約束します!
