
PS5でゲームするときに使うイヤホンは有線ですか?無線ですか?
私はずっと有線イヤホンを使っていたのですが移動する場合にイヤホンジャックがあるコントローラーも一緒に持って移動していました。
ヘッドホンよりイヤホン派の私はPS5で使える無線イヤホンを探していたのですが数が少なく、いいなあと思ったイヤホンは高価なものしかなく長い間悩んでいました。そこで見つけたのが「Anker Soundcore VR P10」です。
結論から言うと「Anker Soundcore VR P10」を試したところゲーム環境がめちゃくちゃ快適になったので、今回は買いやすい価格で超低遅延ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore VR P10」を紹介していきます。

(手持ちのワイヤレスイヤホンをPS5で使う方法)
目次
いざ開封の儀


同梱物をチェック
箱の中身はかなりシンプルでまずはケース本体が確認できます。下にはイヤーピースとタイプCの充電ケーブルが同梱されています。

同梱物
Anker Soundcore VR P10 本体
イヤーピースSML
タイプC充電ケーブル
ドングル
説明書

イヤーピースがSMLの3種類が同梱されているので購入してすぐ自分の耳のサイズに合った着け心地を選ぶことが出来ます。


ケースのサイズは手に収まるほどコンパクト。持ち運びも楽になりそうです。


ケースにはドングルを収納するスペースが備わっていてドングルの紛失防止に工夫されています。収納するとマグネットで吸着します。

充電はケース下部にタイプC差込口から充電することが出来ます。Qiワイヤレス充電には対応していませんでした。
欲を言うとワイヤレス充電できると嬉しかったです。
充電しながら使える2.4Ghz接続のドングルが付属

こちらのドングルを使うことで30msの超低遅延でワイヤレスイヤホンを使う事が出来るようになります。スマホで使う場合に気になるのがタイプC差込口を使う事で充電ができないんじゃないかという事ですが、Anker Soundcore VR P10 は充電しながら2.4Ghzの超低遅延接続が可能です。
付属のイヤーピースについて

イヤホン本体の充電接地面に保護シールが貼られていますので保護シールを剥がしてケースに入れると充電できるようになります。


付属のイヤーピースは簡単に取付することが出来ます。自分にの耳に合ったサイズをSMLの3種類から選べるので快適な着け心地で使うことが出来ます。


愛用しているコンプライのイヤーピースが装着できるか試してみたところピッタリ装着できたので、このままコンプライのイヤーピースで運用するようにしました。

ちゃんとコンプライのイヤーピースを装着したままケースに収納し、充電することが出来ました。
耳に装着した時の外観



装着時の外観は画像のとうり。装着感は良かったです。耳ポケットにすっぽり入って安定感もあり、落としたりする心配はなさそうです。
Anker Soundcore VR P10の性能
スペック表
スペック | Anker Soundcore VR P10 |
---|---|
対応機種 | Bluetooth接続可能デバイス Meta Quest2対応認定 |
通信方式 | Bluetooth5.2 |
ドングル使用時対応機種 | Meta Quest2 PS5 PC Nintendo Switch |
再生時間 | 最大24時間の音楽再生 (本体6時間) |
防水規格 | IPX4防水規格 |
専用アプリ | 〇 |
外部取り込み | ✕ |
Qiワイヤレス充電 | ✕ |
Anker Soundcore VR P10の特徴はドングルを使用した遅延の少なさです。
ドングルを使用することで2.4GHzのワイヤレスになり、わずか30msの超低遅延を実現しています。
重さ・サイズ


重量とサイズを調べてみました。
重さは全く気にならない、サイズは手に収まる感じで持ち運びしやすい印象です。


ペアリングの仕方
ペアリングの方法はワイヤレスイヤホンを使ったことがある方なら問題なく簡単に接続できます。
Bluetooth接続方法

Anker Soundcore VR P10のケースを開け、イヤホンを取り出したらスマホなどBluetooth接続設定から「Soundcore VR P10」を選択するだけです。
スマホ(画像はXiaomi 11T Pro)のBluetooth接続設定の「Soundcore VR P10」をタップ→「ペア設定」をタップ→完了


PS5に接続してみた

PS5でも使用できるので購入を決めたのもあり、さっそくドングルを使用してPS5で使ってみることに。ドングルを使用する場合も簡単に接続することが出来ます。
ドングル接続方法:PS5本体のタイプC差込口にドングルを挿し、PS5本体を起動します。
ドングルの上部が青色で点滅しますので、Anker Soundcore VR P10を開けると紫の点灯に変われば接続完了です。
ドングルをつけた状態でもPS5付属のコントローラー充電ケーブルは使えるようになっていました。

もちろんスマホでもドングルを使った低遅延での接続が可能です。


Bluetooth接続も可能ですがゲームで使用する場合はドングルを使って接続した方が遅延が少ないのでおすすめです。


自前のiPadmini6でも問題なく接続出来ました。充電しながら使えるのも嬉しいポイントです。
実際に使ってみた感想

今まではPS5コントローラーのデュアルセンスに有線イヤホンを挿してゲームしていたのでその場を離れる場合にイヤホンを外すか、コントローラーをもたまま移動するしかできなかったのが煩わしかったのですが、Anker Soundcore VR P10のワイヤレスイヤホンに変えたことでイヤホンは装着したままその場を離れることが出来るようになり、めちゃくちゃ快適になりました。
音質は正直微妙。以前まで使っていた有線のゲーミングイヤホンと比べると低音が弱く、全体的に音が軽くシャカシャカ感があります。ただ音質は低遅延にすることの引き換えということもありますので想定の範囲内で許容できます。
遅延は全く感じません。ワイヤレスイヤホンで遅延がないのは感動しました。厳密には30msなので遅延はしているようですが体感できないレベルでした。定位感も良かったのでFPSゲームなら全く問題なく楽しむ事が出来ます。
良かった点
なんと言っても最大の特徴である超低遅延の機能はめちゃくちゃ満足できるレベルでした。Bluetooth接続の低遅延ワイヤレスイヤホンと比べるとその差がはっきりわかるほどでワイヤレスイヤホンを使いたいけど遅延が気になる方にはめちゃくちゃおすすめ出来ます。
良かった点
- ワイヤレスなのに超低遅延
- 充電ケースがドングルも収納できる設計になっている
- 性能の割に買いやすい価格でコスパがいい
- 持ちやすいサイズ感
気になった点
超低遅延と引き換えに音質はいまいち。音域全般が軽い感じのシャカシャカ音になっています。音楽、映画鑑賞専用に使う方はおすすめではありません。もう少し価格を上げてもノイズキャンセリングくらいは欲しかったというのが本音です。
気になった点
- 音質は期待できない
- 見た目が安っぽい
- ワイヤレス充電に対応してない
- 外部取り込み機能なし
- ノイズキャンセリング機能なし
まとめ

普段使いで音楽を聴く方には正直おすすめ出来るほど機能は充実していませんが、私はAnker Soundcore VR P10を使ってからPS5でのゲーム環境がめちゃくちゃ快適になりました。
特にイヤホンの遅延は音ゲー、FPSゲーマーには致命傷なのでAnker Soundcore VR P10の超低遅延はめちゃくちゃ満足です。
良かった点だけでなく、気になった点はいくつかありますが、価格なども総合してPS5での使用感は大変満足できるワイヤレスイヤホンでした。PS5でワイヤレスイヤホンを探している方は是非チェックしてみてください。
