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Xiaomi(シャオミ)

Xiaomi 13T を実機レビュー。2023年コスパ最強スマホの良い点と気になった点まとめ。

2023年12月シャオミからXiaomi 13T が日本発売されました。今まで愛用していたXiaomi11T Proが非常に使いやすくコスパが良かったので期待を込めてUQモバイルから実機購入してみました。スペックから考えるとこの価格ならXiaomi11T Proの再来となるコスパ最強スマホなので実際に使ってみた感想を伝えたいと思います。

過去記事をチェック!

先に結論からお伝えすると、Xiaomi 13Tはとてもバランスが取れており兄弟機の13T Proと比較しても普段使い最強のコスパスマホでした。

ヒトノリ

特に「ゲーム」で使うには快適に遊べる性能だったのが買ってよかった点でした。実際にゲームしていても全くストレスなく遊べました。

最大144Hzのリフレッシュレートで操作は「ヌルヌル」。生体認証(顔、指紋)でロック解除が早いので普段使いでは全くストレスがありません。2712×1220の画面解像度で動画視聴からゲームも十分に楽しめました。ただ気になる点もいくつかありましたのでそこも含めて解説していきます。

Xiaomi13TはXiaomi Pad6との連携機能も充実していました。気になる方はこちらもチェックしてみてください。

合わせてチェック!

追記:2024年4月UQモバイル版がHyperOSへアップデート開始

開封

同梱物

・Xiaomi 13T本体

・専用カバー

・説明書

・SIMピン

UQモバイルの端末のみ購入ではXiaomi 13T本体、ケース説明書のシンプルな中身です。欲を言えば67W充電器が付いていれば最高でしたが価格が価格なので納得できます。急速充電をしたい方は専用の67W充電器を別途用意しておいた方が良さそうです。

ただディスプレイにはフィルムが貼られていてケースが同梱されているので購入してすぐ使うことが出来るのは嬉しいポイントです。

外観

ディスプレイは6.7インチと大きくて見やすいサイズ。背面のカメラ部分は少し出っ張りが気になりましたが、高級感がある外観です。

実際に重さをはかってみると約200gで正直重くもなく軽くもなくといったところです。

Xiaomi 13Tの性能

スペックXiaomi 13T (UQモバイル)
CPUDimensity8200Ultra
ディスプレイ6.7インチ有機EL
画面解像度2712×1220(1.5k)
リフレッシュレート144Hz
メモリ/ストレージ8GB/256GB
バッテリー5000mAh
67W急速充電
サイズ166×76×8.7mm
重さ197g
カメラ広角:50MP光学式手振れ補正
超広角:12MP
望遠:50MPデジタルズーム×20
動画撮影
解像度
4K(30fps)
SIM物理SIM+eSIM
防水防塵IP68
イヤホンジャック×
生体認証顔/指紋
お財布携帯
Xiaomi 13T スペック表

数値的には何の問題もなく使えるレベルの性能ですがあまり見慣れないCPUのDimensity8200Ultraが動作やバッテリーへの影響など、どうなのか気になる点です。

AnTuTuスコア

Dimensity8200UltraですがANTUTU v9.4.8でスコアを測定してみました。スコアは90万点弱CPU209989、GPU337572と重いゲームでも十分に使える処理能力です。ディスプレイで144Hzに設定すると操作感も「ヌルヌル」で問題なく快適です。

バッテリー持ち

バッテリー100%から10時間ほどディスプレイをライトモード、リフレッシュレート144Hz、明るさレベル60%ほどで普段どうり運用してみました。主にYouTubeを計2時間ほど見ていましたが残量は28%となりました。かなりスマホを見ながら1日を過ごしていましたが十分なバッテリー駆動時間で普段使いでは全くストレスない使い心地です。

67W急速充電

筆者の今でも愛用しているXiaomi 11T Proの120W急速充電と比べると正直物足りない充電速度でしたが、それでも67W充電は現行のスマホの中でもかなり早い方なのでバッテリー切れの心配もありません。※ただし急速充電には専用の充電器が必要です。

SIMスロット

筆者は普段2台目のスマホはデュアルSIMで運用していたのですが今回13Tに変えてSIMを入れ替えるのSIMを1つ物理SIMからeSIMに回線変更して使うことになりました。デュアルSIMで2枚の物理SIM運用の方は注意が必要です。

カメラ

カメラは50MP/F値1.9の広角カメラと望遠カメラ、12MP/F値2.2の超広角カメラの3つのカメラで様々な場面を綺麗に撮影することが出来ます。

写真設定

ポートレート

ポートレートでも撮影することが出来ます。ちゃんと背景が自然にぼやけて被写体が鮮明に写せますが、以前使用していたXiaomi11T Proと比べると被写体の輪郭がぼやけている印象です。

夜景撮影

暗い場面では夜景モードで撮影すると全体的に明るめに撮ることが出来ます。

「鬼太郎ロード」で妖怪のブロンズ像を夜景モードで撮影してみました。写真はかなり綺麗に取れていて満足できる性能です。

50MP撮影

50MPで撮影すれば遠くの風景まで引き延ばして確認することが出来ます。

いくつか写真撮影してみて気になったのが接写時にある程度の距離を置かないとぼやけるということです。接写を多く撮影する方はXiaomi13Tはおすすめしません。

Xiaomiの消しゴムマジック

GoogleのスマホGooglePixelで有名な「消しゴムマジック」ですがXiaomi13Tでも同じ機能を使う事が出来ます。

「ギャラリー」→「編集アイコン」→「AI」→「消しゴム」→「人を消す」

順にタップしていくと人物を色付けして判定するので消したい被写体をタップし✕ボタンを再度タップすると消すことが出来ます。

録画設定

録画は設定画面から手振れ補正やHDR10+のオンオフなど設定できるようになっています。

夜の動画撮影では白飛びが目立つ残念な結果となりました。カメラ性能では流石にハイエンド機には及びません。

結露問題について

XやYouTubeでXiaomi13Tのカメラが結露すると騒がれていますが、筆者の個体では症状が見られませんでしたが今後結露の症状が出ればこちらの記事に補足させていただきます。

Xiaomi独自OSのMIUI14

独自OSですがAndroid13をベースにしていますのでUIや操作は問題ありません。MIUI独自機能は使い方次第でかなり便利になります。

特に便利な機能

クイックボール

サイドバー

クイックボールの設定の仕方

「設定」→「追加設定」→「クイックボール」に進みます。クイックボールをオンにすると設定する事が出来ます。

「ショートカットを選択」からシステムやアプリを設定することが出来ます。

6.7インチの大画面ではこのクイックボールがめちゃくちゃ便利です。

サイドバーの設定の仕方

「設定」→「追加設定」→「フローティングウィンドウ」→「サイドバー」に進みます。

常に表示をオンにするとサイドバーが使えるようになります。

サイドバーの内容は「常に表示」をオンにしてサイドバーを表示させ下にスクロールし「+」をタップし、編集することが出来ます。※画像はXiaomi 11T Proでの画面になりますが13Tでも同じ操作になります。

※Xiaomi 11T Proのでの操作画面
※Xiaomi 11T Proでの操作画面

例えばゲームをプレイしていたりYouTubeを視聴している際中にサイドバーを開いて、フローティングでLINEの確認、返信をしたりすることが出来ます。画像ではPUBGモバイルをプレイ中にX(旧Twitter)をフローティングで操作している様子です。

Xiaomi独自の便利アプリ

ミュージック

ミュージックはYouTubeをバックグラウンドで再生できるアプリです。通常はYouTubeをバックグラウンドで再生させるにはYouTubeプレミアムに加入しなければできない機能ですがXiaomiのミュージックアプリを使う事で簡単にバックグラウンドで再生できます。

ミュージックアプリをタップ→視聴→好きな動画・音楽を検索→再生

※最新アップデートにより「画面をオフにしてビデオサウンドを再生する」機能が使えなくなることで、YouTubeをバックグラウンドで再生することが出来なくなります。

GAME TUBO

ベンチマーク約90万点ということでかなりハードなゲームも問題なく遊ぶことが出来ます。Xiaomi 13Tは「GAME TUBO」というゲームを遊ぶ際に性能を引き上げることが出来るアプリが搭載されていて快適にゲームに没頭することが出来ます。

普段は遊んでいるわけではありませんが試しに原神でフレームレート60にして遊んでみました。早々に端末に熱が出始めましたが思ったより熱くならない印象でした。

PUBGでは画質HDでフレーム設定極限で試してみましたが動作は問題なく原神と同じくしばらく遊んでいると端末があったかくなりだし発熱します。

原神とPUBGmobileはゲームアプリの中でもかなり重いのでこれだけ性能が引き出せればストレスなく遊べるので満足です。

発熱について

実際に原神の最高設定で20分ほど遊んでみて温度を計測してみました。

「温かい」程度で過度な発熱はなく、快適にゲームを遊ぶことが出来ます。

Xiaomi 13T Proと性能の比較

Xiaomi 13Tはと同時に発売された上位モデルの13T Proが存在しています。どう違うのか気になったので性能を比較してみます。

スペックXiaomi 13T (UQモバイル)Xiaomi 13T Pro
CPUDimensity8200UltraDimensity9200+
ディスプレイ6.7インチ有機EL6.7インチ有機EL
画面解像度2712×1220(1.5k)2712×1220(1.5k)
リフレッシュレート144Hz144Hz
メモリ/ストレージ8GB/256GB12GB/256GB
バッテリー5000mAh
67W急速充電
5000mAh
67W急速充電
サイズ166×76×8.7mmブルー:166×76×8.6mm
グリーン/ブラック:166×76×8.5mm
重さ197gブルー:200g
グリーン/ブラック:206g
カメラ広角:50MP光学式手振れ補正
超広角:12MP
望遠:50MPデジタルズーム×20
広角:50MP光学式手振れ補正
超広角:12MP
望遠:50MPデジタルズーム×20
動画撮影
解像度
4K(30fps)4K HDR10+(30fps)
8K(24fps)
4K(60fps)
SIM物理SIM+eSIM物理SIM+eSIM
防水防塵IP68IP68
イヤホンジャック××
生体認証顔/指紋顔/指紋
お財布携帯
Xiaomi 13TとXiaomi 13T Pro スペック比較表

乗せているCPUが当然Pro版が性能で上回っており、動画撮影時の解像度でも13T Proが綺麗で滑らかな動画を撮影できますが大きくはその2つしか性能面ではそれほど変わらない兄弟機でした。価格を考えるとコスパが良いのは13Tの方だと感じます。動画をこだわる方は13T Proの方がおすすめです。

実際に使ってみた感想

特にストレスがない快適なスマホ。AnTuTuスコア90万点弱のベンチマークに加え1.5kの画面解像度と144Hzのリフレッシュレートで動画視聴からゲームもなんなくこなせる万能スマホというのがXiaomi 13T の印象です。価格から考えると個人的には今も使っているXiaomi 11T pro以来のコスパ最強スマホです。

まとめ

最大144Hzのリフレッシュレートで操作は「ヌルヌル」。生体認証(顔、指紋)でロック解除が早いので普段使いでは全くストレスがありません。カメラ、ゲームにおいても最新のハイエンド機種まではいかないにしても、とてもバランスが取れており兄弟機の13T Proと比較しても13Tは普段使い最強のコスパスマホだと感じました。

13Tの良い点

・普段使いではバランスが良い性能

・5000mAhのバッテリーで電池持ちがいい

・重いゲームもストレスなく楽しめる

・価格が安くコスパがいい

13Tの気になった点

・デュアルSIMだが2枚目のSIMはeSIM限定

・急速充電に専用の充電器が必要

・カメラ性能はイマイチ

追記:かなり限定的パターンですがUQモバイルで購入したXiaomi 13TにY!mobileのデータ分け合いSIMを使用すると通信はできるんですがアンテナピクトに×が表示され普段5Gが入るエリアでも4G通信のままでした。メインのSIMだと表示も通信も問題ありません。

メインSIMならちゃんと表示されます。色々試しましたが今のところこれを回避する方法は分かりません。通信はできているので問題はあまりないですがなんとなく気になるので次回アップデートで直ることに期待です。

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